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2018年12月28日金曜日

金持ちの家に忍び込んだら金庫ではなく本棚を狙え

金持ちの家に忍び込んだら金庫ではなく本棚を狙え

これは

「金持ちになりたいのであれば、
 お金そのものを盗むのではなく、
 金持ちになるための発想、思考法を盗め」

という意味の格言です。


といっても、今回の記事は残念ながら
「金持ちになるための How to」
ではありません。


相も変わらず日産自動車関連のトピックです。

「またかよ…」

とあきれられるかもと思いながら、
ただし、完全に我々自身が金持ちになることと
全く関係がないとわけではなく、

何というか、事件を
「悪人は罰せられるべきだ!」とか、
「お上の言うことには逆らわないものだよ」という
『目の前にある金庫』だけに注目するのではなく、

冷静かつ客観的、俯瞰的に眺めて、
本当に大事なことが書かれている
『本棚を確認する』
ということが必要なのではないか、
と考えている次第です。


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ゴーン氏逮捕以降のニュースで見る
周辺にいる人々

例えば
ゴーン氏と直接対決している
東京地検特捜部の皆さん、
はたまた
ゴーン氏に過去リストラされて、
恨み節をぶちまけている人々、
さらには
株主でもない外野の無関係な野次馬の皆さん

彼らの意見、姿勢は端的な表現をすると
ものすごく
「貧乏臭い」
ものばかりであると印象を受けます。


筆者がここまでしつこくこの事件にしがみつくのは、
手前みそながら、一応筆者なりの正義の心がありまして、

このまま貧乏臭い思考に引きずられてしまうと、
悪かった時代の日産自動車に逆行するのじゃないか、
また経営が傾いてどうしようもない状態になるんじゃないか、
という匂いがし、

さらにはこれが日産自動車だけの話ではなく、
「日本全体の閉塞感」
を象徴、濃縮したものである気がしています。


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当ブログでは先月から
ゴーン氏の逮捕がらみで
記事を何度か記載しています。

毎回のように
「ゴーン氏を弁護、擁護するものではない」
としていますが、
もう少し具体的に何が目的だったかというと、

「周辺にいる人間がこのことに対して
 どういう考えを持つべきか、
 どういう姿勢でいるべきか。」

ということをあくまで
「筆者の主観、個人的な感想」
で記載したものでした。


不謹慎極まりない、非国民と
お叱りを受けるとは存じますが、

あえて批判を恐れずに直言すると、
以下のように思います。

「資本主義の世界ではゴーン氏こそが正義で、
 その他の周辺でゴチャゴチャ言ってるのは
 既得権益にしがみつく亡霊、
 もしくはそのおこぼれにあずかろうとしている
 物乞い程度の連中である」

と。

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ゴーン氏は確かに聖人君主ではなかったし、
日本の法律に抵触する(と思われる)行為を行い、
逮捕、拘留されています。

これに対して、最近の特別背任で再逮捕された際の記事には
日産自動車内部の関係者のコメントとして
「こんな人がリーダーだったと思うと恥ずかしい」
というようなことが記載されていました。

このコメントについて筆者は別に
「節操がない」「恩知らずが」
というような感想は持ちません。

ただ、このコメントのもとになる思想が
「品行方正に一生懸命努力するのが美徳」
という日本古来の正義
(と支配者が強要してきたもの)
を相変わらず守ろうとしているものだとしたら。

-----------------------------

これに対して、
日産自動車の顧客はどのように思っているのでしょうか。

恐らくですが、

「うーん、多少の悪さをしてても、
 本当に品質が良くて、安くて、
 カッコいい!という車を作って、
 市場に供給してほしい。」

ではないでしょうか。

また日産自動車で働く
本当に頑張っている従業員の皆さんは?

「そうですねー!
 いや、正直無駄なもの、
 生産性の低いものをカットして、
 利益をちゃんと確保して
 我々の雇用、給与を保全してもらって、
 本当にありがたいと思います。」

ってなところではないでしょうか。

さらに、日産自動車の株主は?

「いやー、ほんとに書面で交わした
 契約だけの報酬なら安すぎるでしょうし、
 これだけの成果、
 つぶれかけてたのを立て直して、
 リーマンショックも乗り越えて、
 すごく儲かってるわけじゃん?
 ちょっとくらい悪さをしても
 いいんじゃないのかね?
 短期的には評判が悪くなって
 株価も下がるかもしれないけど、
 長い目で見ればゴーン氏のままの方が
 経営には良いでしょうよ。」

と思っていると想像できます。

-----------------------------

つまり、本当に滅茶苦茶を言います。

国家運営の支配者
(現代の日本では官僚組織)が強要するような
張りぼて、虚像の正義、

またはそれに寄りかかって
実生産性よりも高い給与をむさぼり続けている
バブル世代やその他のコストパフォーマンスの悪い人材。

これらをブルドーザーみたいにガンガンぶっ潰して、
ほんとに頑張って成果を上げた連中、
資金を提供した株主、
期待している顧客に還元してほしい。

それなのに、

東京地検、ゴーン以降の取締役会、
周辺で野次を飛ばしている連中が
悪い時代に引き戻そうとしている。

-----------------------------

我々一般市民が本当に憎むべきは、

ゴーン氏ではなく、

凝り固まった国家運営システムで
既得権益をむさぼり、
不当に富を窃取し続け、
もっと悪いことに
そのせいで日本がガタガタになっていることを直視せず、
「次の世代、次の次の世代が何とかするでしょ?」
と無責任を決め込んでいる
年寄り、エリート連中ではないでしょうか。

さらに我々自身が
そのことに気づかないのか、
気づいていながら尻馬に乗るのか。

-----------------------------

日本という世界の東の果てにある片田舎の
くだらない官僚の考えたことや
古来の風習に従っておけば
とりあえず無難にやり過ごせる、
という目の前の金庫にとらわれるせいで、

本当に大事なこと、つまり
経営、財務状況を健全に保ち、
顧客に優良なサービスを提供し、
優秀な社員に成果に見合った報酬を出し、
資金を提供してくれた株主に還元する。

これらのごくごく基本的な企業経営の方法論が
記載されている本棚の中身を確認することを怠る。


思い返せば

小泉純一郎が
「古い自民党をぶっ壊して政治経済の構造改革を行う」
とぶちあげて高い支持のまま自民党が圧勝した郵政選挙とその後。

橋下徹が
大阪府と大阪市の二重行政のロスや
役人のコストパフォーマンス改善に
血道をあげた改革、大阪都構想。

我々有権者は直感的には
改革を良いことだと気付くことができるのですが、
最後の最後で腰が引けて梯子を外す。

せっかくのチャンスを我々自身が避けている、
つまり、目の前の金庫と本棚とどちらが大事かの判断を
見誤っている気がします。

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12/30追記

ところで、ふと疑問に思ったのですが、
ゴーン氏が再逮捕された「特別背任罪」については、

-----------------------
https://www.mc-law.jp/keiji/26457/
(取締役等の特別背任罪)
第九百六十条 次に掲げる者が、自己若しくは第三者の利益を図り又は株式会社に損害を加える目的で、その任務に背く行為をし、当該株式会社に財産上の損害を加えたときは、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
-----------------------

だそうです。

で、この「次に掲げる者」の中の三番目に
「取締役」って書いてたので、
まあ、該当しちゃうっていえばしちゃうかもですね。

ただ、「任務に背く行為」ってところが争点ですかね。

「いや、俺まじめに仕事やってちゃんと利益確保してますし!
 ちょろまかした分の何百倍っていう利益を!」

って言うと「うーん。」となるかも。

逆に、今まで会社をこかしてきた無能な経営者は、
一円でも報酬を受け取っていたら
この特別背任に該当する可能性もありますよね。

「お前!赤字のくせに報酬受け取りやがって!
 自己の利益を図って一円損害を増やして、
 任務に背いてる!(無能だから!)」

ってなもんで。


まあ親告罪ではなく、
被害者の有無は問題ではないと思いますが、
ゴーン氏がちょろまかした程度の損害で
誰が迷惑を被ったのか。

というか、今回の記事で記載したように、
日産自動車が元の悪い経営状況に陥ったら、
誰が責任を取ってくれるのか。

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役所のデタラメな公務員体質に唖然! 【橋下徹の「問題解決の授業」 Vol.1】
役所のデタラメな公務員体質に唖然! 【橋下徹の「問題解決の授業」 Vol.1】




2018年12月3日月曜日

お隣の国の無節操を我々は笑えるか?

お隣の国の無節操を我々は笑えるか?

本日以下の記事を見て、
首をかしげるやら、片腹痛いわと苦笑するやら、
「一体全体、どの面下げて言うとんねんっ!?」
と、げんなりした読者の方が多いかと思います。

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日韓“未来志向の協力”文在寅氏が呼びかけ
http://www.news24.jp/articles/2018/12/03/10410697.html

韓国の文在寅大統領は、いわゆる徴用工訴訟などをめぐり日韓の政治関係が悪化していることを受け、「過去の問題によって協力関係が損なわれてはならない」とし、未来志向の協力を呼びかけた。

文大統領「過去の問題は過去の問題として賢明に処理しつつ未来志向の協力をしていくべきだ」

文大統領は2日、過去の問題によって日韓の協力関係が損なわれてはならないとした上で、北朝鮮との交渉などでも日本の協力は必要で、歴史問題は切り離して協力していくべきとの考えを示した。文大統領が日韓関係について公式に発言するのは、いわゆる徴用工裁判で、10月に、日本企業に賠償を命じる確定判決が出てから、初めて。

また、アルゼンチンでアメリカのトランプ大統領と会談した際、「北朝鮮の金正恩委員長が好きだし、金委員長が望むことをかなえる」といったメッセージを託されたと明かした。
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筆者は若干お腹の中がくるくると
こそばゆいような感覚に襲われながらも、

「この連中はけしからんな!
徹底的に排斥しよう」

とか、または

「いやいや、そもそも日本が悪いんだから、
土下座して謝罪するべきだよ」

とか、どちらかに偏った考えを持って
読者の皆さんを扇動しようとするものではなく、

あくまで一般論として
今回の上記の記事を題材にしようとしています。

あっちの国の人の問題ではなく、
我々日本人自身の問題として。

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この大統領がどういう考えを持っているのか
その心の最深部は我々では計り知れません。

が、往々にして、あっちの国の人は
「国民感情に即した判断が正しい」
と考えているように思われます。

つまり、
一般の国民が喜ぶような思想、結論をぶち上げると
「支持率が上がる」とか、
「出世・保身につながる」とか、
はたまた
「男らしい、素敵!」
と女の子にもてる、とか。
そういう感じ。

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これに対して、
今の日本は単純に笑うことが出来るのでしょうか。


日本の一部の裁判で導入されている「裁判員制度」の目的に、
以下のようなことが含まれています。

「市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映する」


…うーむ。

これって、超絶怖いと思うのは私だけでしょうか?



「社会常識からずれたような
裁判官が判決を出すのが怖い」

という理屈も分からなくないのですが、

しかし、法律に関して素人だろうと思われる
市民が持つ日常感覚や常識なんていう
「あてにならない」
ものでジャッジされたらかないませんよね。



筆者が裁かれる立場にあったとしたら、
どこの馬の骨とも分からん人に、

「何か悪いことしそうな顔してるジャン?
絶対犯人でしょ?
もう死刑で良いよ面倒クセー。」

とか言われるのは真っ平ごめんです。


多少ずれていようが、
ちゃんとした裁判官に、

「いやね、あなたの行いは
刑法第○○条の第□□項に抵触してるもんだからさ、
懲役××年なんですよ。
まあ情状酌量で20%おまけしちゃうけどさ。」

って言ってもらった方が、
安心できそうな気がします。


または、自分の家族が犯罪被害にあって、
その容疑者がものすごくイケメンでスマートな感じで、

「あらら、素敵じゃない?
おまけしちゃお♪」

てな感じで量刑が割り引かれたとしたら?

ふざけた話です。


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しかし、この話と
あっちの国の節操の無さとは、
原理としては同じことです。

ちゃんと前に決まったコンセンサス、
契約、ルール、または法律といっても良いでしょう、
これを無視して感情で重大な結論が簡単にひっくり返される。

原因は例の
「市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映する」
ためです。


さらに、またぞろ引き合いに出すと、
「なんだそりゃ?
こじつけもいいところじゃん。」
と苦笑いされてしまうかもしれませんが、

ここ2週間で盛り上がっている
カルロス・ゴーン氏の逮捕。

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ほんとかウソかよく分からないところですが、
日産自動車がフランス・ルノーに乗っ取られるのが嫌で、

経産省、東京地検とグルになって
ほんとに有罪に出来るか否か分からんが、
逮捕をしてスキャンダルを仕掛けられた、
というような話も出ています。

これが本当であれば、
理性的な論理、法律に基づいた判断ではなく、
感情に基づいていると言わざるを得ません。


つまり、
ゴーン氏の逮捕周辺のケースのみを切り出したとしたら、
我々日本人に向けられているイメージは、
我々日本人があの国に対して抱いているイメージと
同じである可能性が大きいと思います。

それで良いのですか?

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「しかし、日本企業がフランス人の
ルノーなんぞに乗っ取られて、
気分は良くないよね、正直」

と仰る方もいらっしゃると思います。

しかし、どうでしょうか。
感情ではなく、
理性や論理で判断したとしたら。


ゴーン氏逮捕にまつわる記事のシリーズで繰り返した、

1.報酬が高過ぎるだろうが!



2.リストラされた人がかわいそうだろうが!

について、

1については株主がそう言っているのでしょうか。
私が株主だったとしたら、

「いやー、ゴーン氏に責任者を続けて欲しい、
または同じような人を外部から連れてきて欲しい。
高くてもそれで会社がちゃんと利益を出して、
株価が安定して上昇して配当をちゃんと出すなら。」

と思います。

また、
2について。
当然リストラされた人は憎んでもいるでしょうが、
残った大多数の社員の皆さんはどうでしょう。

「いやー、ゴーン氏に責任者を続けて欲しい、
または同じような人を外部から連れてきて欲しい。
ちゃんとリストラするべきところはリストラして、
大多数の雇用と給与を保持してくれるんだもの。

やるべきことを何にもしない無責任な役員なんて
まっぴらごめんだよ。」

と思っているのではないでしょうか。

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シャープを乗っ取った鴻海もしかりです。

役に立たないのに給料だけ高い余計な人員を
リストラしまくったおかげで
たったの2年で黒字化、東証一部に再上場です。



以下のような記事を発見したので
興味があればご参照ください。

「シャープV字回復」が証明する
「ホンハイ」と「経産省」の実力差
--大西康之
2018年04月23日 16時17分 JST | 更新 2018年04月23日 16時17分 JST

この記事の中の興味深い一段落を抜粋します。

産業革新機構は経産省の意向を受け、シャープと東芝の家電事業を統合する計画などを打ち出していたが、商売を知らない官僚が考えそうな児戯に等しいプランであり、今となっては、「ホンハイに買われてよかった。経産省と産業革新機構に弄(いじ)り回されていたら、今頃、泥沼にハマっていた」(シャープ関係者)と言われている。



えーっと…


日産自動車は本当に大丈夫なのだろうか…?


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鴻海買収でシャープの何が変わったのか 速い者が遅い者を負かす (朝日新聞デジタルSELECT)
鴻海買収でシャープの何が変わったのか 速い者が遅い者を負かす (朝日新聞デジタルSELECT)

鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実
鴻海・郭台銘 シャープ改革の真実







2018年12月1日土曜日

【その後】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?

【その後】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?


お忙しい中当ブログの記事に興味を持っていただいている読者の皆様、

また多少冷静な目を持っている少数の方々は、

なんとなーく感じていらっしゃることと存じますが、

「 東京地検、これ、カルロス・ゴーン、

  有罪に出来なくない? 」

という雰囲気が漂い始めて、
そういう論調の記事もちらほら
散見されるようになっていますね。



「 ダセェ!!こいつ超ダサい! 」

と言われることを承知で、敢えて言いますが、

最初からおかしいと思ってましたよ。


「 う、うーん…
  こいつ超ダサい! 」

はい、すいません。

しかし、こんなブログの記事に興味をもたれる皆さんなら、

同じように変だと思われませんでしたか?

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この10日くらいで以下の様に3つほど記事を作成しましたが、

カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?
http://www.hazemixeddays.com/2018/11/blog-post.html

【続】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?
http://www.hazemixeddays.com/2018/11/blog-post_23.html

【終】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?
http://www.hazemixeddays.com/2018/11/blog-post_27.html


何か、今回の一連の話の流れで、
なんでこんなにいやな気分になっているのか、

ようやく自分の心の中のモヤモヤが
以下の記事で分かった気がしました。

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退任後報酬は「希望額」と供述 記載義務なしとゴーン前会長

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018113001002341.html

 金融商品取引法違反の疑いで逮捕された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が、有価証券報告書に記載せず、退任後に受け取ることにした年約10億円の報酬について「あくまで希望額だった」との趣旨の供述をしていることが30日、関係者への取材で分かった。退任後の報酬支払いは確定しておらず、報告書への記載義務はなかったと主張しているもようだ。

 東京地裁は30日、ゴーン容疑者と前代表取締役グレゴリー・ケリー容疑者(62)=金融商品取引法違反の疑いで逮捕=の勾留をいずれも10日間延長する決定をした。期限は12月10日。
(共同)


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恥ずかしいんですよね。


何が恥ずかしいかっていうと、

もう負けてるやん、東京地検。


で、同じ日本人として
「悔しい」とか言うより、
もう既に恥ずかしいんですよ。


例えるなら、

田舎の親戚が家族何人かで都会に出てきて、
やり手のビジネスマン相手に

「だまされた!詐欺やがな!金返せ!」

「いやぁ、だってお客さん、
 契約書に書いてて、
 あんたサインしてるじゃん?
 説明もちゃんとしましたよ?」

「契約書なんか関係ない!
 俺らは知らんがな!」

「知らなくても、
 契約書に直筆でサインをして…」

「やかましいわい!」

「そうや、そうや!
 もっと言え!」

って、衆人環視の中で言い合いをして、
道行く都会の人々に苦笑いされてる、
それを横目で見てるような感情。

「いや、おじさん…
 それは勝てないよ。」

と、うつむくしかないというか。

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もちろん真ん中に座って大声を出しているおじさんが、
東京地検、または日産自動車の残った役員の皆さん、

周りで「そうや!そうや!」って
騒いでる一緒についてきた田舎者が

役員報酬が高いだのリストラがひどいだの
的外れなことを言ってる人たち。



何か最近、

世の中的にエリートって言われるべき人たちの
クオリティーが下がってる気がします。

特にマスコミは顕著
(というか
 マスコミはその人たちが書いた記事を見るから
 どういう人たちか分かりやすいので目立つ)

今回の東京地検特捜部も、
東大法学部を出て、司法試験に合格して、
という超の付くエリートの皆さん。


だけど、今回の事件を俯瞰的に見ると、
東大といえど、所詮は日本でトップと言うだけで、
なおかつ、
正直よくは知らないのであんまり偉そうに言えませんが、
司法試験に合格したといっても「旧態依然とした勉強」が出来るだけ。
また日本国内の法律に詳しいだけで、しかも、検察という強い立場で法律を解釈するスキルに長けている。

(同じ法曹関係者でも弁護士なら、
 守りに入って弱い立場であーだこーだと理屈をこねて
 依頼者を有利にする、
 っていう離れ業が必要になるから
 柔軟な頭の体操が得意で優秀にもなると思いますが。 )

東京地検も日本国内で限られたフィールドで強いだけで世間が狭い。

つまりは狭い世間の中で声がでかいだけの
「田舎者のおじさん」
なわけです。

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筆者は
むやみにゴーン氏を擁護するつもりでも、
斜に構えて「俺って変わってるだろ?すごいだろ?」
と言いたいわけでもなく。

しかし、気がかりというか、大丈夫か?
と思うのは、
このグローバリゼーションとかいう時代に、
日本はこんなことで良いのか?
ということです。

今回の記事のシリーズの中でも書きましたが、
明治維新前、江戸時代の人たちと
「世間の狭さ、視野の狭さ」
があんまり変わらないように思えます。



世の中にいろんな便利な道具がいきわたっていますが、
使う人間の能力を高めてくれているわけではない。

むしろ効率的に「答えが出てくる」ことで、
想像する力が衰えているのではないかと思います。





2018年11月27日火曜日

【終】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?

【終】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?


先週カルロス・ゴーン氏が
『金融商品取引法違反 有価証券報告書虚偽記載』
で逮捕されてから前回、前々回と以下のような記事を記載しました。

カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?
http://www.hazemixeddays.com/2018/11/blog-post_23.html

【続】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?
http://www.hazemixeddays.com/2018/11/blog-post_23.html


ニュースで見るだけなので本当のところは
よく分からないといったところですが、

そもそもの逮捕容疑についての議論より、
報酬が高すぎる、リストラやりすぎの悪党、
守銭奴、金の亡者、なんて論調ばかりで、

ゴーン氏を擁護するつもりではないのですが、
逮捕容疑そのものではなく、
上記のような感情、感覚に基づく
的外れなみっともない(と思える)意見に

「 いや、それは違うんじゃないですか? 」

というところを皆さんと一緒に考えてもらいました。

-----------------------------------------

さて、今回はタイトルを
「【終】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?」
としました。

この一連の騒動に関連したトピックで
我々一般庶民が教訓にすべき記事を
本日ネットで見つけられたので
皆さんに共有しつつ締めくくりとしたいと思います。

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日産リストラ元従業員ら会見「我々を犠牲に巨額報酬」
https://mainichi.jp/articles/20181127/k00/00m/040/061000c

カルロス・ゴーン前会長(64)によるリストラ策で
派遣切りや雇い止めにされた男性2人が26日、
東京都内で記者会見した。

男性らは、ゴーン前会長が巨額の報酬を
過少記載していた疑いが持たれていることについて
「我々の生活を犠牲にして得ていたのか」と憤り、
西川(さいかわ)広人社長に対して
「職場復帰の英断を下してほしい」と訴えた。

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 会見したのは、日産の派遣社員だった阿部恭さん(55)と、
関連会社日産車体(神奈川県平塚市)の製造ラインで
期間工として働いていた釜倉猛さん(41)。
ゴーン前会長はリーマン・ショック後の対策として、
2009年2月、グループ全体で約2万人のリストラを発表。
2人も翌3月に職場を追われた。

 釜倉さんは09年2月、同僚とともに集められ、上司から
「経済危機なので、3月に雇い止めにするから」と通告された。
会見で「(日産を離れた後は)年収200万円にも満たなくなり、
苦しい10年を過ごしてきた。
我々の首を切っておきながら、巨額の報酬は許せないし、
まだ隠しているものがあるのではないか」と怒りの声を上げた。

 2人は今も、日産と日産車体に対し、団体交渉に応じるよう求め
中央労働委員会で争っている。
釜倉さんは「今回の事件だけでなく、我々の問題も解決してほしい。
社長の英断でできるはずだ」と訴えた。【神足俊輔】

=================================

うーん。

これ、本気で言っているのでしょうか。

何というか、
なんかちょっとしんどいなー。
どういう角度で見てもしんどい。

大変な思いをなさっているというのは
すごく理解できるのですが、

全く的を外していると言わざるを得ないと思います。

---------------------------------

「今回の事件だけでなく、
 我々の問題も解決してほしい。
 社長の英断でできるはずだ」

というセリフからにじみ出てくる
違和感は何なのか。


何から切り出せばよいか分からないのですが、

結論から言うと、
「主体性の欠如」
これに尽きると思います。

つまり、

「前回リストラにあった際は
 経済状況が難しかったのは理解できる。
 今回ゴーン氏の不正発覚と解任によって
 その他の役員の報酬も妥当な範囲に収まると想像できる。
 その差額でリストラされた人員の再雇用を求めて行きたい。」

とか、
または

「今回の事件を単なる一個人の不正ではなく、
 会社全体の組織的な不正があったと明らかにしたい。
 我々の解雇がゴーン氏の報酬を確保することが目的で行われた
 不当なものであったことを証明して、
 ゴーン氏個人には不当に得た報酬から弁済を求め、
 日産自動車には再雇用を求める。」

というような主張なら、

「うん、まあ頑張ってみなはれ!」

と応援したくもなるのですが、


「問題を解決してほしい」とか、
「社長の英断」とか、
そういう問題じゃなくないかな。

---------------------------------

彼らは会社、または社長に解雇されたと
認識なさっているようですが、

これがちょっとまずいんですよね。

じゃあ誰に解雇されたのか。

株主でも、ましてや神や仏でもない。


「ニーズとサービスのアンマッチ」
つまり、
会社が求めるものと、
提供できる労働力が釣り合っていない、
これが解雇された原因です。

社長が独断で
「切っちゃおう♪」
って解雇するわけもなく。


確かに大量のリストラであれば、
一人一人の経験やスキルを綿密に吟味して、
ジャッジを下すということはできないと思いますが、

それでも、
「あなたはどうしてもこの会社に必要だ」
と思われる人材なら解雇はされないでしょうよ。


「ちゃんとスキルも経験もあるのに、
 吟味されてないな。
こんな会社こっちから願い下げだよ」
と思うような人であれば、

または
「もっとスキルを磨いて
 求められる人材になろう!」
というような気概のある人であれば、

「苦しい10年を過ごしてきた」

とか言ってないで、
満足できる職に就くことができたのではないでしょうか。


お叱りを受けるのは承知であえて悪い表現で言いますが、
リストラされちゃった人たち全員が同じように、
こういう「泣き言」を言っているのでしょうか。

一生懸命に体勢を立て直して
頑張っている人もいるでしょうし、
そういう人たちに失礼じゃないのかな。

---------------------------------

そして、

多分こういう種類の人たちは
どこかの会社に雇われている間は
こう思っていると筆者は想像します。


「会社に雇ってもらっている。
 ありがたい。」と。


「意外、逆じゃない?
 むしろもっと横柄で
 『給料安いくせに偉そうに言いやがって』
 とか言ってそうじゃない?」

と思われるかもしれませんが。

---------------------------------

筆者も所詮は中の中程度の
ごくごく一般的なサラリーマンです。

ただし、会社に対する態度として、

「感謝します。
 ですが、それは
 『採用してもらった、
  チャンスをもらった』
 ことに対してのみです。

 後の給与は会社と自分との対等な契約で、
 必要とされているスキル、
 労働力を提供した見返りに、
 正当な報酬として受け取っているものである。
 なので過剰に感謝はしません。」

ということを常に心のどこかに置くようにしています。


「会社と対等な契約」であるということは
可愛げのない、偉そうな態度を取りたい、
ということではなく、

むしろ逆に
「ちゃんと求められたものを提供できなきゃ、
 クビになるんだぜ?
 会社はお前のことを守ってなんかくれないんだよ?」
と銘肝すべきと思っているからです。


これに対して
「会社に雇ってもらっている。
 ありがたい。」として、

「会社が上、雇われている自分が下、
 感謝しながら言われた通り
 一生懸命にやってれば良い」

と一昔前なら美徳と捉えられてしまうような態度でいると、
急に解雇されたような時に、
「自分を守ってくれなかった」
会社に逆恨みをぶつけたりするようになる、

そんな気がします。


=========================

こういう種類の人たちのことを
上から目線で非常に恐縮ですが、
本当にかわいそうだと思います。

リストラされて大変な思いをしていることに対してではなく、

恐らく死ぬまでこういう境遇から
抜け出すことができないんだろうな、
と想像ができるから。

我々の問題も解決してほしい。

じゃない。

あなた方の問題を解決するのは
あなた方自身なのだ。






2018年11月23日金曜日

【続】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?

【続】カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?


一昨日の前回記事

カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?
http://www.hazemixeddays.com/2018/11/blog-post.html

では流行に乗っかり巷で話題のニュースを元に
皆様と一緒に考え直してみましたが、

二日たってもまだまだホットな感じなので、
もう一度見直してみようかなと考えています。


今回どうしても引っかかるのが、
「 これって日本という国の根源的な病巣なのでは? 」
と、恐ろしく感じる部分だからです。

===================================

カルロス・ゴーン氏が逮捕された容疑は
『金融商品取引法違反 有価証券報告書虚偽記載』
だそうです。

ところが巷でのニュース記事の論点は、

1.報酬が高すぎるだろ!
2.日産自動車の過去のリストラの被害者がかわいそう!

ばかりで、

「 何ぃっ!!
  有価証券報告書に
  ウソを書きやがっただって!?
  とんでもない野郎だな!! 」

というような論調は見た事がありません。

===================================

前回記事にも記載しましたが、

「 1.報酬が高すぎるだろ! 」

については日産自動車の株主の方であれば、
ある程度言う権利はあるのですが、

いやなら株主総会で意見をするか、

他の株主と協力して過半数票を集める、
または過半数を取得して日産自動車を買収して
カルロス・ゴーン氏を解任するか、

やれることはこんなところで、

株主でもない無関係な人たちが、
報酬が高いだなんだという権利は無いのです。


また、
「 世界ではどうだか知らんが、
  日本ではいくら役員報酬だといっても
  そんなにべらぼうに高いのはおかしい 」
なんてことを言ってる人、

日本は世界と違うって…


「西郷どん」ではないですが、
明治維新前の江戸時代の日本の話ですか?


あと、ついでの話みたいに
関連会社がどこぞに豪邸を建てて、
そこに無償で住まわせている、
というのが槍玉に挙げられていますが…

▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
日産自動車の2017年度
・売上高 11兆9,512億円
・営業利益 5,748億円
▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

10億やそこらの家ぐらい買ってあげなさいよ。

===================================

また、前回記事の際にはそんなに目にしなかった

「 2.日産自動車の過去のリストラの被害者がかわいそう! 」

については、

非常に心苦しいですが、
これは資本主義にあってはしようが無いことです。

また、残酷なことを申し上げるようですが、

リストラされなかった残った社員の側の感情はどうでしょうか。


大人なので、言葉や顔には出さないだろうと思いますが、

「 あぁ、良かったぁ~…
  あの人たちをバッサリ切ってくれたおかげで、
  自分の雇用、給与は継続された。
  自分自身、家族を守り続けることが出来る。

  ゴーンさん!ありがとう! 」

と思っているのではないでしょうか。

-------------------------------------------------------------

また、人によっては

「 ちょろまかした何十億円があったら
  その人たちの雇用を守れたんじゃないの? 」

という論法を用いていますが、

「 そもそも、年20億円はもらえる
  約束だったのでもらった。
  今回逮捕されたのは、もらった額について
  法律で決められた書類に正しく書かなかった。 」

のであって、

本当はもらうべきじゃなかったお金を
インチキ、詐欺で騙し取ったわけではないのです。

-------------------------------------------------------------

「バッサリ」やらなかった日本企業は
どこもかしこも余剰社員の雇用、給与水準を守るために、
下請企業を倒産させまくり、
新規雇用を絞り込んで組織体系のバランスを崩した。

つまり、余剰社員の雇用を守ったせいで、
取引先を倒産させてその雇用を奪い、
新たに雇われるはずであった若い人員の雇用が疎外、
つまり奪われたわけです。

結局自分の首を絞めまくって倒産寸前、又は実際に倒産して、
守ったはずの余剰社員の雇用も怪しくなった。




いかがでしょうか。

社内政治をうまく立ち回って
出世しただけで役員になった
会社が倒産寸前に追い込まれているのに
危機意識が全く無い。
けど報酬は安いという役員



報酬はべらぼうに高い
(ただし、企業規模と比較するとさほどでもない)
が、会社を何とか立て直すことに責任を持って、
実際に実行できる(できた)
ヘッドハントされてきた外部の役員

どちらを選択しますか?

(ちなみに上記の選択肢にはあえて
 日本人、外国人と記載はしませんでした。
 その区別はもはや意味が無いからです。)

===================================

最初に記載した

「 これって日本という国の根源的な病巣なのでは? 」

というのは、

今回外野でがたがた言っている人たちは、

戦後教育の「平等」の刷り込みによって、

◆頑張った結果、人より良い状態になっている人の足を引っ張る、

◆良い状態になっている人がつまづいたら「ざまー見ろ」と思う、

◆そういうのを表面化させないために
 ゴール直前で手をつないで全員が同時にゴールする、
 なんていう薄気味の悪い悪趣味なパフォーマンスをする。

のかな?と思ったのですが、

もしかして日本人という人種のDNAにそういうのが
設計図としてプリントされているのではないだろうか。

ふとそんな風に思ったからです。

-------------------------------------------

我々資本主義社会で生活する人間は常に投資家です。

「 いや、そんなお金持ってないし、
  株も債券も持ってないよ 」

と、おっしゃるかもしれませんが、
投資の資は別に現金だけではありません。

時間と労力も資源です。

つまり、

「 より時給の高い方が良いね。
  だけど、体を壊すような
  ハード過ぎるのはダメだな。 」

とアルバイト先を探すのは、
自分の時間と労力、能力を
どこに投資するかを検討しているのと同じです。

またブラック企業と分かっていながら、
会社を辞められずずっと我慢し続けるのは、
さしずめ値下がりした株を持ち続ける
「塩漬け」と呼ばれるような状態に
似ているかもしれませんね。

さっさと現金化(会社を辞めて)して
別の投資先を探せば(転職すれば)よいのに。

-------------------------------------------

急に何の話?
と思われるかもしれませんが、

カルロス・ゴーン氏も同じように、
時間と労力と能力を日産自動車の再建と、
安定した事業継続というタスクに「投資」を行い、
その成功報酬として役員報酬を取得していたわけです。


これに対して今回の逮捕によって、
投資家、つまり優秀な人材が、

「 あ、この会社ってすごくしみったれていて、
  頑張ってもリターンが少ない、
  もしくは不当にリターンを削られる感じなんだ。
  投資する(自分が頑張る)対象として不適格だな 」

と判断したらどうでしょうか。


また、上記の「この会社」を
「日本」に書き換えたらどうでしょうか。

-------------------------------------------

同じようなことを当ブログの以下の過去記事でも記載したのですが、

賃金格差是正は企業VS非正規雇用の闘いではない。



ある企業に対して、

「 投資先(労働力の提供先)として不適格 」

と投資家(優秀な人材)が判断して
資源(優秀な労働力)が集まらない、
または資源が流出(退職)すると
その企業がつぶれるだけです。


しかし、これが日本全体を指した場合どうでしょう。


今回記事の途中、
『 「西郷どん」ではないですが、
  明治維新前の江戸時代の日本の話ですか? 』
というような揶揄を記載しましたが、

西郷どんの時代は今想像できるよりも
はるかにグローバリゼーションを意識せざるを得ない
大変な時代だったと思います。

ただし、現在の日本と大きく異なり、
世の中が便利になって、
ある程度簡単に海外で活躍することができる。


つまり、現代の日本国内の「 投資家 」は
明治維新前後の憂国の志士たちの様に、

「 何とか頑張って日本の
  投資先としての格付けを上げよう! 」

と命を懸けて頑張る必要がなく、

「 あ、もうこの国は投資不適格だな!
  別の投資先に資源を移そう!
  (つまり、移住しちゃおう) 」

ということが発生しやすいということです。

-------------------------------------------

日本人は我慢が美徳と刷り込まれているせいもあり、
またおおよその人間は急激な変化を好まないので、
日産自動車から即時に人材が流出し
倒産の憂き目にあうということはないだろうと思いますが…


残った役員方が明治維新直前の徳川幕府の
頑迷、旧態依然とした官僚のような状態でないことを
切に祈るばかりです。




===================================

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2018年11月21日水曜日

カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?

カルロス・ゴーンの罪は一体何なのか?

この時期にこういう記事を記載すると、
キチ〇イ野郎とののしられることを承知で、
あえて皆さんに問うてみたいと思います。


昨日、今日とニュースで話題の
カルロス・ゴーン氏の逮捕です。

氏の行いについて悪である、
とんでもない野郎だ、
強欲の守銭奴が、
というような一般ウケしそうな論調の
ニュースばかりですが、

さて、カルロス・ゴーンは
何故東京地検特捜部に逮捕されたのでしょうか?
どういうわけだか朝日新聞もその場にいたそうですが。


『金融商品取引法違反 有価証券報告書虚偽記載』

ゴーン容疑者は2011年3月期から15年3月期までの報酬が
実際には約99億9800万円だったのに対し、
有価証券報告書に約49億8700万円と虚偽を記載した疑いがある

とのこと。

よくわからなかったのでネットでいろいろ検索をすると、
すごく参考になりそうなブログ記事を拝見しました。

↓↓↓
=====================================

日産カルロス・ゴーン氏が逮捕された『金融商品取引法違反』とは?日産自動車の有価証券報告書を見てみよう!

https://mitsuo716.hatenablog.com/entry/2018/11/20/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%B3%E6%B0%8F%E3%81%8C%E9%80%AE%E6%8D%95%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%80%8E%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%95%86%E5%93%81%E5%8F%96%E5%BC%95

=====================================





うーむ…

分かったような
分からんような。

一体誰がどんな迷惑をこうむるのだろうか。

まあもちろんこういうのをちゃんと取り締まらないと、
みんな嘘ばっかりの決算報告等をして、
企業を信用できない、株式市場を信用できない、
という状態になるとこまるので、
みんなちゃんと正直に報告しようね!

というのはよく分かるのですが。


日産自動車の2017年度
・売上高 11兆9,512億円
・営業利益 5,748億円
ですって。

で、カルロス・ゴーンは
20億円の年俸をもらってたのに、
10億円しかもらってませんよー
ってことにしてたらしい。



うーん、

もう、
どっちでもよくない?
そのくらい。

===========================

今回何が引っかかっているかというと、

マスコミの一様なニュースのベクトルと、
無関係なのに外野でゴチャゴチャ言うてる輩の
的外れなコメント。


何かもうゲンナリ来るというか。
何にも知らんくせに知ったような雰囲気で
偉そうに言うのが恥ずかしくないのか?と。
(これは筆者もそう言われると思いますが)


しかし、
「1999年の約2万1000人の人員削減や
5工場閉鎖を柱とする『リバイバルプラン』」
を指して、

外野の方の以下のような記事を見ると、
本当に吐き気がする。

「非人情的で強引なリストラをすれば、
経営回復は当たり前。
日本人ではできなかっただろう」

ですって。


「いやいや。
人情的に(というか世間の風当たりが怖くて)
強引にリストラをしないで、
バブル世代の雇用を無駄に守ったせいで、
我々のような45歳以下の氷河期世代は
迷惑を被りまくってるんですけど?」

と言いたいんですけど。



はたまた、
「役員報酬が年10億だとか20億だとかは高すぎる。」
とか何とか言ってる人。

あなたは日産自動車の株主ですか?

気に入らないなら日産自動車の株式を取得して
株主総会で総会屋のまねごとをするか、
過半数を取得して乗っ取ればよいのです。

出来ないなら黙っていなさい。



しまいには
「50億円あれば、どれだけの雇用が生まれたことか」
とおっしゃる方もいたり。

全く論点がズレている、というか、
それを取り上げて報道する
マスコミのクオリティの低さ。

大丈夫なのだろうか。

===========================


そりゃまあ、
やっちゃダメなものは
やっちゃダメです。

しかし、
今回活躍した
東京地検特捜部の
バブル世代のお偉方が、
キャバクラのお姉さん方に、

「ゴーンを逮捕したの、実は俺なんだー」

とか言って鼻の下を伸ばしているのを想像すると、
気分が悪いどころの話ではないですね。


これをきっかけに
日産自動車の業績が傾くとか、
それに引きずられて下請け業者がつぶれるとかしたら、
一体全体誰が責任を取るんでしょうか。

まあまずは不正をチェックできなかった
監査担当役員、監査法人からつるし上げられるんでしょう。

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2018年6月2日土曜日

賃金格差是正は企業VS非正規雇用の闘いではない。

賃金格差是正は企業VS非正規雇用者の闘いではない。

2018年6月1日付のニュース
【賃金格差判決
 非正規「一歩前進」 再雇用「納得できず」】
毎日新聞2018年6月1日 22時32分(最終更新 6月1日 22時59分)
https://mainichi.jp/articles/20180602/k00/00m/040/160000c

を見て、何とも言えない不安を感じています。

筆者は安月給ながらも正規雇用のサラリーマンをしております。


このニュースに関して世の中一般には

「 非正規雇用という階級を作って人件費を安くあげて、
  企業が不当に利益を上げている 」

と思われているかもしれませんが、

筆者は掲題の通り
企業VS非正規雇用者の闘いではない、
と考えています。

では誰と誰の闘いなのか。


結論から申し上げると、
正規雇用者と非正規雇用者の闘いである、
と想像しています。

====================================

今回の判決の記事。

タイトルにも記載しましたが、

正規雇用と非正規雇用の
賃金格差是正の実施に際して、

企業がポケットマネーで
非正規雇用者の賃金を上げる、



はずがないでよね?



この判決で企業はむしろ、

「 やったー! 」と喜んで、

正規雇用者の賃金の圧縮に走るはずです。

「 だって上を下げれば
  格差が解消するじゃん?
  簡単じゃん? 」

と臆面もなく。


つまり、5月31日の正規雇用と非正規雇用の
賃金格差の非合理性を認めて是正を命じる判決は、

「 申し訳ないけど正規雇用の皆さん、
  非正規雇用者に給料を分けてあげてね♪ 」

と言ってるのと同じです。

あ、ちなみに上の 「 ♪ 」 は

八分音符ではなく死神の鎌です。

どうでもいいか。


もっと言えば、あーだこーだの裏道を使って

「 ああ、もううちは正規雇用なし!
  全員非正規雇用! 」

とかになるかも。

====================================

もう一つこの話でものすごく問題に感じるのは、

「 正規雇用、非正規雇用の賃金格差とか、
  そんなことに国が口出しするのって、
  ルール違反じゃないのかね? 」

ということです。

----------------------------------

非正規雇用者が賃金格差が気に入らないのなら、
原則として考えられるのは以下のような手続き、
段取りでしょうか。

①正規雇用になるようにスキルアップし、
 経営改善に寄与し、雇用者側との交渉を行う。
 場合によっては同意見の従業員で組合を組織し、
 団体交渉権(ストライキ)行使する。

②それでも会社側が
 本来正規雇用を行っても良い人材であるのに、
 非正規雇用に留め置く。

③気に入らないなら別の企業に転職する、
 もしくは自身で起業し、
 その企業を辞める。

④③の結果その会社が潰れるか、
 潰れないのであれば、
 やっぱりその人材はその企業にとって
 非正規雇用で十分であったと結論される。

⑤またその人材が独自に持つスキルが
 認められるのであれば、
 ③の結果より良い人生に進むことができる。

----------------------------------

何となくザックリと書いただけの話ですが、
これが資本主義社会の原則ではないでしょうか。

需要があり、供給があり、
そのバランスによって価格が決まる。
何らかの商品に関しても人材に関しても、
同じことが言えると思われます。

少しでも品質の良い商品を開発し、
少しでも効率よく製品を生産し、
少しでも多くの顧客を開拓する。

そのために少しでも良い人材を確保するために
少しでも良い給料を出す。

人材の側も企業を選ぶに際して、
自分が活躍できるか、活躍に対して報酬が妥当か、
モチベーティングしてくれる企業か、
人に自慢ができるような企業か、
というようなことを見定めています。

資本主義社会における他社を出し抜く競争の第一歩は
人材に対する投資、資本投下と言えると思います。

----------------------------------

これに対して今回の裁判の結果や、
安倍内閣の同一労働同一賃金の概念は、
言わば社会主義、共産主義と呼ばれるものに
他ならないと思います。

本人の能力による仕事の成果、生産性、
創意工夫によるそれらの改善について
報酬を払われるのではなく、

同じ作業を行う(はず)のポジションへの配置で
給与が決まる。

日本人は根がまじめで
とりあえず一生懸命頑張るとは思いますが、
そのうち、
「 俺はほんとに一生懸命頑張ってる。
  あいつはサボってるとは言わないけど、
  70%位のパワーで適当にやっていて
  おんなじ給料か。
  何だかなー。 」
と、だんだんモチベーションが下がってくる。

これがモチベーティング失敗による
一個の会社の中での人材の流出と業績悪化、
倒産であれば
まあしょうがないよね、で済みますが…

---------------------------------

今回のニュース記事が正論として
まかり通っている今日の日本は、
日本全体でモチベーティング失敗、
というような状況になりつつあるのではないでしょうか。

つまり、優秀で行動力のある人材が

「 あ、もうこの国ダメだ。
  別の国に転職(移住)しよう 」

なんてことが流行、一般的になり、


同一労働は同一賃金であるべき、
なんていうぬるい連中ばかりが後に残って、
名実ともに社会主義化して、

20世紀末に頻発した社会主義国の倒産と
同じ道を進む。

そんなことになるような気がします。







2018年1月14日日曜日

氷河期世代(失われた世代)よ、後10年!頑張ろう!

氷河期世代(失われた世代)よ、
後10年!頑張ろう!

今回は今週見たの以下の記事について

ちょっと気になったので皆さんも一緒に

考えていただきたいなと記事を起こしています。

================================

なぜ日本で「解雇規制の緩和」が進まない? 倉重弁護士「硬直した議論はもうやめよう」

https://www.bengo4.com/c_5/n_7234/
(2018年01月08日 09時22分 on 弁護士ドットコムNews)
================================

バブル入社組を30年放置した企業のツケ

「お荷物」に退職金5000万加算

http://president.jp/articles/-/24176
(2018.1.12 on PRESIDENT Online)
================================



今回の記事の結論、上記の問題の原因は以下に帰着すると

筆者は想像しています。(あくまで筆者個人の想像)

「 日本人の国民性を前提とした
  学校教育のコンセプトが原因 」





ペーパーテストで100点を目指すことが、

とりあえずのところの目標。

また、しんどいことを我慢して耐えることが美徳。





小学校、中学校、高校の12年間、

場合によっては就学前から始まることもあり、

また大学に入っても前半はその傾向が強く、

要するに社会人になるまでは

100点目標のコンセプトに強く慣れ親しみ、

まじめで一生懸命、成績優秀であればあるほど

社会に出てから必要とされること、



つまり、点数、仕事の出来栄えについては

学校と同じように100点であること、

顧客からの要望を超えて150点を目指すこと、

はたまた75点でいいから早くすること、

実は70点なのに100点と報告して一旦切り抜けて

後から追加で補正を行え!等々、

さらに、しんどいことに対する我慢については、

一昔前の体育会系なノリであればいざ知らず、

今は何が問題で簡単にできる工夫をしなさいよ!

ようやく日本も当たり前に変わりつつある、

そういう 「 ギャップ 」 に苦しむことでしょう。





また社会に出ていくらか経過すると、

学校とは違うんだな、

と頭では理解できるようになるのですが、

心の奥底、深層心理では

相変わらず100点ではないことに対する

違和感、またひどい場合には恐怖感、

また100%の努力を行うことに対する

義務感にさいなまれながら、

日常の激務をこなしていく。



そうすると

顧客、上司からの要求に対して

完ぺきを目指して努力しているのに、

そもそもの要求がコロコロ変わる、



または自分は必死に頑張っているのに、

同僚は比較的いい加減に仕事をしていて、

その尻ぬぐいをやらされる、

または最初から自分にばかり仕事が押し付けられる。



--------------------------------------

そんなこんなでだんだんと

自分の失敗をつつかれるのが嫌で

完璧を求めすぎて無理が生じて精神の平衡が崩れる、

または事実を隠蔽して問題が大きくなる。

さらに他人の至らぬ部分がどんどん嫌になっていく。





================================

「 学校教育のコンセプト 」

が原因で他人だけでなく、

自分自身の失敗に対しても不寛容になり、

その結果が冒頭で紹介の3つの記事のような問題が

起こっていると筆者は想像しています。



一つ目と二つ目の記事

(解雇規制の緩和が進まない、

とバブル入社世代のリストラの問題)

は関連しあっている内容です。



あえて極論を述べると、

「 一旦雇用した社員を簡単に
  解雇できないから困る。
  もっと簡単に解雇できる方がよい。 」

これは経営側だけの理論ではなく、

従業員側の理論でもあります。





ミルコクロコップ氏(日本の氷河期世代と同年代)










(ミルコ・クロコップ)



『 いや、そんな簡単に解雇されたら困るでしょ?

何言ってんの? キチ○イの人なのか?

  秒殺されたいのか? 』



ま、待て!
ちょっと冷静に!

どっちがキチ…





んん!ゴホン!

なぜ、雇用が極端に厳格に守られ過ぎると

従業員側も困るかというと、

以下のような問題が関連しあって悪化するからです。



1.一つの会社に定年まで勤め続けることが
  良いことであるとの固定概念が根強い。

ようやく転職することが一般的になりつつはあり、
この固定概念も薄れつつあるとは言えますが、

それでもいまだに転職を簡単にする=我慢ができない性格
⇒学校教育で叩き込まれた我慢=美徳に反する人材
というように判断されるような恐怖感もまだ残り、

また、やはりリストラにより解雇されたとなると、
要するに「失敗」=世間体が悪くて…
と考えるのが一般的だと思います。

本来の意味で言うとリストラによる解雇は
経営側の能力不足または社会環境の変化等、
従業員側の落ち度ではないはずなのですが。


2.簡単に解雇できないから
  安易に雇用できない。

リストラされたとしても
本人に能力があり、
社会環境等の条件がそろえば
すぐにどこぞの会社に雇用してもらえる。

「 前職はリストラされたって?
まあ、どんな奴か分からんけども、
やることはちゃんとやれそうだし、
いっぺん雇ってみますか。
ダメならクビにすりゃいいんだし。 」

であれば、
解雇する側も解雇される側も
もう少し気楽になれるし、

ルーレットを回すように
軽く雇って軽くクビにしてを繰り返して、
従業員と経営側がwin-winになれる様な
巡り合わせ雇用関係を探す方が
より良い様に思えます。

また、世の中でリストラ解雇が一般的になれば、
「解雇=失敗=世間体が悪い」というようなことも
薄れると思いますが…

日本では現実そうではありません。

「 えぇ…?前の会社リストラされてるの?
うーん、何か問題があるのか?
別に変なところは無さそうなんだけどなー…
すぐに解雇できないから、採用は見送りだなぁ。 」

が一般的かと思います。


3.クビにされても失敗、
  雇われても失敗、
  クビにしても失敗、
  雇用し続けても失敗、

◆従業員側の視点で整理すると、
前述のようにクビにされたら失敗。

一旦リストラされると
リカバリーしにくくなる。
⇒ 雇用にしがみつくようになる。

どこかの会社にやっと雇用された!
⇒ どうやらブラック企業なような気がする。
⇒ だけど一旦辞めるとリカバリーしにくい、
それに学校で学んだみたいに
「 我慢=美徳 」だ!
何とか頑張ろう!

⇒ で、体、精神、経済的に結局ダメになる。
つまり、下手に雇われても失敗。


◆経営側の視点で整理するとどうでしょう。

クビにすると、当然

「 雇用を守れなかった経営が無能
=経営側の失敗 」

と言われる。

⇒ 雇用を守り続けるけど、
人件費を抑制するために
新卒採用人数を押さえよう!

これが二つ目に紹介した記事
「 バブル入社組の30年放置 」
の入り口です。

⇒ 組織の人員構成はピラミッド型しかありえません。
なぜなら、下の方の若い連中の給料をピンハネして、
上の連中の給料に「管理手数料」つまり役職手当を当てて、
ボリュームアップさせるからです。

⇒ ところが安易にも新卒の若い連中を入れずに、
中間層については多少の定期昇給は抑えながらも
雇用し続けて人件費が膨らむ。
無理が生じるのは火を見るよりも明らか。

⇒ しかも、

「 法律に触れるような下手なことさえしなければ、
そうそうクビはない。雇用は継続される。 」

と高をくくったような生産性の低い連中ばかり。

⇒ 自分の会社を守るために、下請け業者を締め上げ、
安い海外の生産拠点にアウトソーシングし、
利益を守った。

つもりが、
国内で循環すべき資金が海外に流れ出て
モノが売れずにデフレが加速。
不景気スパイラル。

⇒ 結局経営状況は悪化して、
会社そのものがダメになり、
経営側も従業員側も共倒れ。

倒産しないけども外資に乗っ取られて、
結局リストラされる。
(外資に乗っ取られたのはシ○ープが代表例ですね。
バブル世代を遠慮なくリストラして
すぐに経営状態は回復しましたけど。)

================================

待てっ!!
今からちょっと明るい話になるから!
ハイキックは
お願いだから待って!



まあ、つまらない小芝居はさておき。



本当に、どうしようもないしょうもない話ばかりで、

筆者自身も正直感情的には

バブル世代を支えることに

何となく閉塞感を持っているのですが、



朗報です。


30年前からごくごく最近まで

国内の会社は「失敗」ということを恐れて

ちゃんとリストラを行ってこなかったのですが、



実はバブル世代と呼ばれる層が

10~15年程度で自然とリストラされていきます。

なぜなら、すごく単純な計算で





定年を迎えるから。

※バブル世代:1965年-1969年:49歳-53歳(2017年現在)





ミルコクロコップ氏(日本の氷河期世代と同年代)












(ミルコ・クロコップ)



『 いや、その連中が定年で引退して、

要するに高齢化社会が加速するんでしょ?

もっと困ることになるでしょ?

  お前が先に困ったことになりたいのか? 』




待てっ!
話は最後まで聞け!



確かに、社会保障に関する費用が増えて、

それはそれで厳しいのだけども、

現役世代が正しい構造の人員構成(ピラミッド)で

会社組織を運営していき、

給与が安定して支払われ、

企業による設備投資が増えて、

となればそれなりに安定して好景気な循環が

期待されると想像しています。



そうすると、特に筆者の世代は

「 氷河期世代 」 と言われ、

会社内で層が薄いと言われる世代です。

※氷河期世代(失われた世代):1970年-1983年:35歳-48歳(2017年現在)



その薄い層が上に上がり、

潤沢なピラミッドのすそ野から

「 管理手数料 」をもらうように

なってごらんなさいよ!











ミルコクロコップ氏(日本の氷河期世代と同年代)





















(ミルコ・クロコップ)

『 …へぇ~、そうなん?
  …ふぅ~ん♪ 』







ただ、筆者個人としては

途中に考察した学校教育のコンセプト、

「 失敗に対する不寛容 」

「 我慢=美徳 」

について、早めに各個人が改める必要がある、

つまり

10年ただ単に耐えるだけではなく、

来るべき日に備えて準備を怠りなく

行っておく必要があると思います。



失敗してもくじけずに

いくらでもやり直す。

必要以上に恐れずに。



また我慢しがたいシーンに出くわしたら、

我慢せずに解決する方法を考える。




ごくごく当たり前のことではあります。





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「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ
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