2018年6月9日土曜日

オモシロ日本改造計画 その3 「日本国株式会社化」

オモシロ日本改造計画 その3
「日本国株式会社化」


オモシロ日本改造計画として
当ブログで以下のような記事を掲載しました。

オモシロ日本改造計画 その1 「中選挙区制の復活」

オモシロ日本改造計画 その2 「ブラック企業の社長を議員にしよう!」

オモシロ日本改造計画 番外「東大は恋愛のテクニックを教えてくれないのか?」



この中その2の次回予告で
掲題の「日本国株式会社化」を
皆さんと一緒に考えたいとしていたのですが、

あまりにも実現可能性がないので
「 もういっかなー 」と
闇に葬ろうとしていたのですが、

昨日地元の市議会議員の市政報告会に顔を出し、
「 うんうん、なるほど 」と
ためになる話も聞けて、
やっぱり記事にしようかなと。

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その市議会議員の市政報告会、
冒頭の小話(?)にて。

「 皆さん、日常のランチ代、いくらぐらい?500円?
  そのランチ、どのくらいチョイスに悩みます?

  月額1万円~1万5千円。

  住民税と所得税、
  同じ位かそれ以上払ってると思いますが、

  ランチ代と同じくらい税金の使い道を悩んで欲しい。

  つまり行政がどんな使い方をしているか、
  ちゃんと監視して欲しいです。 」



そう!それなんですよ!


5月末の給与明細に、

去年の年収を元にした今年度の住民税の額を示した
例の紙片が入っていましたが、

今年度の定期昇給分の額と
住民税の月額の増額分が
全く同じ。



「 う~ん … っとねぇ…



  なめとんかっ! 」

(『アウトレイジ最終章』のピエール瀧風)

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いや、まあね、

しょうがないんですよ。

払わないといけないものは
払わないと。

しかし、ちょっと腹は立つね。

「 税金払うために
  一生懸命働いてるんと
  ちゃうんじゃい! 」

と。


しかし、どうでしょう。

今回は特に節目で、
たまたま給与明細、
住民税の税額改定の紙片を
合わせて見たので
特に気づいて特に腹が立ったのですが、

ごく当たり前の日常の中で税金を納めているという意識、
その使い道に対する興味はどの程度でしょうか。

冒頭の議員の小話の様に、
ランチ代について少しでも
コストパフォーマンス良くしようと
頭をひねってるレベルよりは低いですよね。

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そこでこの

「 税金の使い道についての意識 」

を改善する方策が今回のテーマ、

(若干の論理の飛躍は否定できないのですが、)

「 日本国株式会社化 」

です。

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まずは以下のような位置づけで

政・官・民を整理したいなと思います。

◆政(政治家):
 日本という会社の取締役。
 株主総会で選出される。
 株主からの出資金を元に事業を行う。

◆官(行政):
 日本という会社の従業員。
 顧客に対してサービスを提供する。
 幹部は執行役員ってなところでしょうか。

◆民(株主):
 日本という会社の顧客であり、
 また同時に株主。

上記に合わせて、
「選挙」が「株主総会」となります。

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さらに重要なところで、

これを言うと非常な問題になると思いますが、

あえてご提案差し上げると、

有権者一人一票ではなく、
株主総会の票と同様に
納税額=投票の重みとする。


「 出たよ。
  この金持ち優遇格差拡大
  マシーン鬼畜野郎がぁ。 」


いや…そこまで言わんでも…

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ただ、どうでしょう。

年間100万円税金を納めているお金持ちの意見でも
年間10万円税金を納めている中流の方10人の意見と
重みは同じなので、

必ずしもお金持ちの思い通りになるとは限らないと思います。

それに、頑張って働いて
(もちろん働き方の種類が
 一般とは違うと思いますが、)
顧客にサービスを提供して、
従業員に給料を払って、
なおかつ利益を出して
年間100万円も税金払ってる
そんな立派な人なら、

その人の意見を重くしてもいいんじゃない?
とも思いますし。


さらに、ほんとはもっと税金を納めなきゃいけないのに、
法律違反をして、またはすれすれをすり抜けて
納税額を低く抑えているような人も、

上のような仕掛けなら
「 うーん、それならもうちょっとちゃんと
  税金納めようかな? 」
って気にもなるかもしれませんよね。

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世の中の税金をごまかしている人たちの心理として、
強欲でもっと自分が自分で使えるお金を確保したい、
という心理もさることながら、

もしかすると、

「 学校の勉強が得意だったっていう程度で、
  ちゃんとしたお金の使い方、
  事業の在り方も何もわからん小僧と、

  選挙の人気取りのためだけに
  いい加減なことばっかり言ってる
  しょうもないおっさん、おばはんに、

  血反吐の出るような修羅場くぐって稼ぎ出した
  大事なお金を預ける気には到底なれんな。 」

という気持ちがあるだろうと想像できます。

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何にせよ、

「 自分が出資した資金(納めた税金)について
  託すに値する取締役(政治家)を
  株主総会(選挙)で選任する 」

と明確に意識することで、
当ブログの過去記事

でも記事にしたように、

「 柔道だけは得意です! 」
「 歌って踊ることができます! 」
なんて、超絶くだらない国会議員を
誕生させることもなくなるでしょうし、

官僚の言い値でジャバジャバ垂れ流すことなく、
本当に自分の納めた税金を
無駄なくコストパフォーマンス良く使ってくれる、
そういうことに期待が持てるような
まともな国会議員を選ぼう!

ということになるのではないでしょうか。

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「 ちょっと待った。
 
  そうするってえと、
  もしかして外国人納税者にも
  選挙権を与えるのかい?

  株式会社化するってなると、
  ほんとに『外資』に乗っ取られる、
  ってなことにもなるんじゃないの? 」

仰る通りだと思います。

それでも良いと思います。


「 この売国奴が! 」

と怒鳴られると思いますが、

日本人全体の納税額より、
中国籍の人の納税額が上回る、
なんてことになったとしたら、

それはもう中国に乗っ取られても
しょうがなくないですか?

鴻海に乗っ取られたシャープの様に、
くだらない従業員(行政)を
無慈悲にバンバンリストラして、
日本の財務体質を改善して黒字化する。

それもありだと思います。

何だったらニッサンのカルロス・ゴーンみたいに、
国会議員も外国人でも良いかも。


一度中国人なりに乗っ取られて、
差別の中で泥水をすするような
どぎつい労働を強いられ、
悔しい思いをする。

それがイヤなら一生懸命働いて、
一生懸命税金を納める。


ほら、税金を納めることに対する
モチベーションが上がってきませんか?


これで上がってこないなら、
もう出資先を変える、
つまり移住ですね。



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